aws-cloudwatch-munin-plugin

Amazon Web Service の CloudWatch からデータを取得する munin プラグイン

注意: スクリプト中のパスは Amazon Linux のものとなっています。CentOS など他の OS で利用される場合は適時修正してご利用ください。

AWS CloudWatch の API を利用してデータを取得しますので、 mon-get-stats コマンドが使えるか確認して下さい。

インストール

1. GitHub からクローン

$ cd /usr/share/munin/plugins
$ sudo git clone git://github.com/torut/aws-cloudwatch-munin-plugin
$ sudo ln -s /usr/share/munin/plugins/aws-cloudwatch-munin-plugin/ec2_cpuutilization /etc/munin/plugins
$ sudo service munin-node restart

1-1. スクリプトの実行権限設定

もし、各スクリプトに実行権限がない場合は設定してください。

$ sudo chmod +x aws-cloudwatch-munin-plugin/ec2_cpuutilization

2. /etc/munin/plugin-conf.d/munin-node にplugin 用の設定

自身のインスタンスの region、instanceid を設定してください。
region は省略すると ap-northeast-1 になります。
instanceid についてはターミナル上で次のコマンドを打つとそのサーバのインスタンスIDを簡単に取得できます。
$ curl -s http://169.254.169.254/latest/meta-data/instance-id

[ec2_*]
user munin
env.credentialfile /etc/munin/node.d/.aws_credential
env.region ap-northeast-1
env.instanceid i-XXXXXXXX

3. /etc/munin/node.d/.aws_credential には次のように設定します。

AWSAccessKeyId=[AccessKey]
AWSSecretKey=[SecretKey]

4. 保存したあとは他のユーザーから読み取りができないようにします。

$ sudo chown munin:munin /etc/munin/node.d/.aws_credential
$ sudo chmod 600 /etc/munin/node.d/.aws_credential

各スクリプトの取得先について

• ec2_cpucreditbalance
  EC2/CPUCreditBalance
  t2インスタンス特有の CPUクレジット の蓄積数。
  t2.micro: 最大 144、t2.small: 最大 288、t2.medium: 最大 576
• ec2_cpucreditusage
  EC2/CPUCreditUsage
  t2インスタンス特有の CPUクレジット の消費数。
  
• ec2_cpuutilization
  EC2/CPUUtilization
  CPU使用率。

連絡先

Issue: GitHub

参考資料

リージョンリスト

コード	名前
ap-northeast-1	アジアパシフィック（東京）リージョン
ap-southeast-1	アジアパシフィック（シンガポール）リージョン
ap-southeast-2	アジアパシフィック（シドニー）リージョン
eu-west-1	欧州（アイルランド）リージョン
sa-east-1	南米（サンパウロ）リージョン
us-east-1	米国東部（バージニア北部）リージョン
us-west-1	米国西部（北カリフォルニア）リージョン
us-west-2	米国西部（オレゴン）リージョン