diff --git a/src/pages/google/meet/index.md b/src/pages/google/meet/index.md
index b9f3c1c26c..679363b4c3 100644
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redirect_from:
- /meet/
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+
## はじめに
-* GoogleアプリのスイートG Suite for Educationの一部として提供されているWeb会議システムです
-* PCではアプリをインストールせずWebブラウザで使います(スマホ用にはアプリもあります)
-* Chrome,Firefox,Safari,Edgeなど最近のほとんどのブラウザに対応しています
-* 複数の会議に同時に参加できます,複数の会議を同時に開催できます
-* 東京大学で使用されているEducationアカウントには全員ミュートや参加者の画面共有権限の制限の機能があります.Educationアカウント以外にはこれらの機能は付属していません.
-* Googleアカウント + ブラウザだけで完結する手軽さと,複数会議を同時に開催できることから少人数のグループをたくさん作るような形態に向いています
-* 100人までのミーティングを作成可能
+このページでは,Google Meetの基本的な使い方について紹介します.
-## 利用の流れ (ミーティング編)
+## Google Meetとは
-ミーティングは,参加者全員が発言や画面の共有が出来る形態の会議です.参加者は100人まで.1-1のミーティングをすぐに行う場合や,参加者のわかっている少人数授業やゼミなどに適しています.
+**Google Meet**は,Google社が提供するWeb会議システムです.会議や通話を行うことができます.
-* 開催者
- 1. (初期設定) [ECCSクラウドメール](https://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/announcement/2016/02/08_2116.html) (本学でのG Suite for Education契約の名称) を有効化
- 1. ECCSクラウドメールのアカウント(`xxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`)でGoogleにサインイン
- 1. 会議を作成して,会議室の情報(URLなど)を周知
- 1. URLにアクセスして会議へ参加
- 1. ミーティングを行う
-
-* 参加者
- 1. 会議室の情報(URLなど)をメールなどを用いて入手
- 1. URLにアクセスして会議へ参加
- 1. ミーティングを行う
+- パソコンにアプリをインストールする必要がなく,Webブラウザから利用できます.
+ - スマートフォン・タブレット用にはアプリもあります.
+- Chrome,Firefox,Safari,Edgeなど,最近のほとんどのブラウザに対応しています.
+- 複数の会議に同時に参加でき,複数の会議を同時に開催できます.
+- Googleアカウント + ブラウザだけで完結する手軽さと,複数会議を同時に開催できることから,少人数のグループをたくさん作るような形態に向いています.
+- (デフォルトの場合)100人までのミーティングを作成可能です.
-* Meetに関する[ヘルプ](https://support.google.com/meet/)
+### 東京大学のアカウントでの利用
-## ECCSクラウドメール (G Suite for Education)の有効化
-{:#signup}
+東京大学では,Google社の「Google Workspace」が「**[ECCSクラウドメール](/google/)**」として提供されています.Google Meetもその一部に含まれているため,東京大学の構成員は,ECCSクラウドメールのアカウントでGoogle Meetを利用することができます.
-もし開催者がまだ,「ECCSクラウドメール」 (G Suite for Education) を有効化していなければ,UTokyo Account 利用者メニュー から行ってください (手順についての詳細).`xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp` というメールアドレスを使える人は,すでに有効化されています.
+
-有効化したら,有効化の設定を行ってから実際に使えるようになるまで,最大1時間程度を見込んでください(毎時00分に,それ以前の有効化がGoogleに伝搬・反映されます).
+
-## ECCSクラウドメールのアカウント(`xxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`)でGoogleにログイン
-{:#signin}
+
-* 適当なGoogleのサービス (Gmail,カレンダーなど) にアクセスし,ECCSクラウドメールのアカウント(`xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`) でサインインしてください.
- * すでに他の(例えば個人の)Googleアカウントでサインインしている場合は,アカウントを切り替えたり,アカウントを追加して,ECCSクラウドメールのアカウント(`xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`) でサインインしてください.
- * サインインするアカウントを選択する画面が現れたら`xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`を選んでサインインしてください.`xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`がなければ「アカウントを追加」してください
- * ページ上部の「ログイン」または"Sign in"ボタンが現れたらそれを押して`xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`でサインインしてください.
-* 以下は「ECCSクラウドメール(`xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`)でのサインイン」を強制するためのリンクです
- * Gmail
- * カレンダー
+## 利用手順
-## 会議の作成
-{:#create_meeting}
+ここでは,パソコンのブラウザ上でGoogle Meetを利用して「会議」を行う手順を説明します.
-Googleアプリであるため,Googleカレンダー,GmailなどGoogleアプリ経由での予約が簡単にできます.
+「会議」は,ミーティング,少人数授業,ゼミなどに適しています.なお,Google Meetには電話番号等の連絡先を用いた「通話」の機能もありますが,今回は取り扱いません.
-### 方法1: Meetのトップページ経由
-{:#create_meeting_from_meet_page}
+また,スマートフォンやタブレットでの利用方法については,[Google Meetのスマートフォン・タブレット向けアプリについて](#mobile-app)を参照してください.
-* 動画
+以下の手順では,Google MeetなどのGoogleサービスにアクセスします.その際,ログインしていない場合はログインするよう求められますので,[ECCSクラウドメールのページの「利用開始の手順」](/google/#initial-setup)を参照してログインしてください.
-1. ECCSクラウドメールアカウント(`xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`)にサインインした状態で,Gmailなど適当なサービスでGoogleアプリアイコンからMeetを選び,meetのトップページを表示
-1. 「ミーティングに参加または開始」ボタンを押す.
-1. 会議名を聞かれるが空欄でよい(空欄にしないと,偶然同じ名前の会議があったらそこへ参加してしまうかも知れない)
-1. カメラやマイクへのアクセス許可を求める窓が出てきたら,「許可」
-1. 「今すぐ参加」を押して会議を開く
-1. 「参加に必要な情報をコピー」してURL (`https://meet.google.com/xxx-xxxx-xxx`) を参加者へ知らせる
+### 利用の流れ
-### 方法2: Gmail経由
+- 開催者
+ 1. [会議を作成](#create_meeting)して,会議室の情報(URL)を周知
+ 1. URLにアクセスして[会議へ参加](#join_meeting)
+ 1. [会議を行う](#do_meeting)
-* 動画
+- 参加者
+ 1. 会議室の情報(URL)をメールなどを用いて入手
+ 1. URLにアクセスして[会議へ参加](#join_meeting)
+ 1. [会議を行う](#do_meeting)
-1. Gmailを表示
-1. 「会議を新規作成」ボタンを押す
-1. 会議URLが書かれたウィンドウが現れるのでURLをコピーして参加者に教える.授業に使うならばこのURLをUTOLなどに書き込む
-1. もしくは「招待状を送信」すればURLが書かれたメールが自動的に作られる; メールで参加者にURLを教える場合に有効
-
-### 方法3: カレンダー経由
+### 会議の作成
+{:#create_meeting}
-* 動画
+会議の作成は,Google Meetのトップページに加え,Gmail,Googleカレンダーなど,他のGoogleサービスからも行えます.ここでは三つの方法を紹介します.
-1. Googleカレンダーを表示
-1. 適当な場所を左クリックしてイベントを作成し,表示される窓で「Google Meetのビデオ会議を追加」ボタンを押し,保存
-1. イベントをもう一度開いて「会議のリンクをクリップボードにコピー」し,それを参加者に教える.授業に使うならばこのURLをUTOLなどに書き込む
-1. もしくはカレンダーのイベントそのものを参加者と共有すればカレンダー経由でURLを教えることが可能.Googleカレンダーを共有している人同士(研究室のメンバーなど)での会議に有用です
+#### 方法1: Google Meetのトップページ経由
+{:#create_meeting_from_meet_page}
-## 会議への参加(join)
+1. 以下のリンクから,Google Meetにアクセスしてください.
+ **[Google Meet](https://meet.google.com)**{:.box.center}
+1. 右上のアイコンをクリックし,ECCSクラウドメールアカウント(`xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`)にサインインされていることを確認してください.
+ - 別のアカウントでサインインされている場合,アカウント一覧からECCSクラウドメールアカウントを選択してください.
+1. 「新しい会議を作成」ボタンを押し,「次回以降の会議を作成」を選択してください.
+1. 「参加に必要な情報」として会議室のURL (`https://meet.google.com/xxx-xxxx-xxx`) が表示されるので,コピーし,参加者へ共有してください.
+
+#### 方法2: Gmail経由
+
+1. 以下のリンクから,Gmailにアクセスしてください.
+ **[Gmail(ECCSクラウドメール)](https://mail.google.com/a/g.ecc.u-tokyo.ac.jp)**{:.box.center}
+1. 左側の「Meet」タブを開いてください.
+1. 「新しい会議を作成」ボタンを押してください.
+1. 会議室のURLが書かれたウィンドウが現れるので,以下のいずれかの方法で参加者に共有してください.
+ - 別の場所(UTOLなど)で共有する場合:URLをコピーし,貼り付けてください.
+ - メールで共有する場合:「招待状を送信」ボタンを押し,「メールで共有」を選択してください.URLが記載されたメールが自動で作成されるので,必要に応じて編集し,送信してください.
+
+#### 方法3: カレンダー経由
+
+1. 以下のリンクから,Googleカレンダーにアクセスしてください.
+ **[Googleカレンダー(ECCSクラウドメールアカウント)](https://calendar.google.com/a/g.ecc.u-tokyo.ac.jp)**{:.box.center}
+1. カレンダー上の適当な場所を左クリックしてください.
+1. イベントの作成ウィンドウが開くので,ウィンドウ内の「Google Meetのビデオ会議を追加」ボタンを押してください.
+1. 会議室のURLが生成されるので,右側のコピーボタンを押してください.
+1. コピーされたURLを参加者へ共有してください.
+ - もしくは,上で作成したイベントを参加者と共有することもできます.この場合,参加者はカレンダー上のイベント経由でURLにアクセスできます.Googleカレンダーを共有している人同士(例:研究室のメンバーなど)での会議に有用です.
+
+### 会議への参加
{:#join_meeting}
-1. 会議の開催者から,会議のURLを(メール,カレンダー,UTOL経由などで)受け取る
-1. URLをブラウザで開いて会議に参加します.このとき
- * 参加者が,ECCSクラウドメールのアカウント(`xxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`) でGoogleにログインしていれば,直ちに会議に参加できます
- * そうでない場合,開催者の画面に,許可・不許可を促す画面が現れ,許可されれば会議に参加できます.一定時間許可がないと参加できずエラーになります
- * したがって,非常に多数の,不特定多数の人数が参加する会議に対しては,参加者にECCSクラウドメールのアカウントでログインすることを必須とすることが現実的です.従ってこの場合,会議に参加できるのは東京大学の教職員・学生(+ 少数の,明示的に許可する参加者)ということになります
+1. 開催者から,会議のURLを(UTOL,メール,カレンダー経由などで)受け取ってください.
+1. URLをブラウザで開いて会議に参加してください.このとき,
+ - 参加者が,ECCSクラウドメールのアカウント(`xxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`)でログインしていれば,直ちに会議に参加できます.
+ - そうでない場合,開催者の画面に,参加の許可・不許可を選択する画面が現れます.開催者が許可すれば会議に参加できます.一定時間許可がないと参加できず,エラーになります.
+ - したがって,非常に多数が参加する会議に対しては,参加者にECCSクラウドメールのアカウントでログインするよう求めることが現実的です.従ってこの場合,会議に参加できるのは東京大学の教職員・学生(+ 少数の,明示的に許可する参加者)ということになります.
-## 会議中の操作
+### 会議中の操作
{:#do_meeting}
-### 資料(画面)の表示
+#### 画面の共有
+
+会議中に下側の四角形 + 矢印アイコン(「画面を共有」)を押すと,画面を参加者に共有できます.画面全体を共有することも,特定のウィンドウだけを共有することもできます.プレゼンテーションや講義資料などを表示するのに使います.
+
+#### 録画
+
+会議中に右下の図形アイコン(「アクティビティ」)を押し,表示されたアクティビティ一覧から「録画」を選ぶと,画像と音声を録画できます.録画が終了すると,動画ファイルがGoogle Driveに保存されます.
-会議中に右下隅「今すぐ表示」を押すと,画面を参加者に送信できます.画面全体を送信することも特定のウィンドウだけを送信することも出来ます.プレゼンテーションや講義資料などを表示するのに使います.
+## その他
-### 録画
+### Google Meetのスマートフォン・タブレット向けアプリについて
+{:#mobile-app}
-会議中に右下隅のメニューから「ミーティングを録画」を選ぶと,画像と音声を録画できます.録画が終了すると,動画ファイルがGoogle Driveに保存されます.
+Google Meetには,スマートフォン・タブレット向けアプリがあり,スマートフォン・タブレットで会議・通話を行うことができます.詳細な利用手順については[Google Meetのヘルプ](https://support.google.com/meet/answer/12389066?hl=ja)を参照してください.